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戦略を立てて学習すれば、確実に超えられる合格ライン。京大入試ならではの特徴を把握し、 徹底攻略するための情報をお届けします。
2005.12.15
寅岡真也先生 愛光高等学校教諭
京大の国語は現代文(近代を含む)2題、古文1題が出題され、文系学部は120分で全問題を、理系学部は90分で2題を選択して解答する。理系の受験者も入試当日に問題を見てから選択することができるので、現代文・古文、両方を視野に入れて準備しておくのが鉄則だ。
京大の現代文の出典は歳月の淘汰に堪えたひと昔以上前のものが多い。すなわち、ワープロ文化・大量発信の現代とは異なり、じっくり吟味しながら表現した時代の文章である。不要な部分がそぎ落とされ、凝縮された文章になっている。設問で「わかりやすく説明せよ」と問われることが多いのも、この凝縮された文章を実証的に読み解けているかを試すためである。
また、解答欄が広く、100字を超える解答を求められる設問が多いのも京大の特徴だが、問題文の凝縮された表現をもとにしながらも、自分の持つ教養を基に言葉を付加して、わかりやすく答える必要があるのだから長い文章になるのも当然である。
まずは問題文を読み解けることが必要だ。そのためには過去問の問題文を使って、先生と語り合ってみよう。内容がよくわからないところを質問し、先生の説明を聞くのがよい。同様に友人とも語り合い、自分で説明するということもよい学習法だ。問題を解かなくても、対話の中で国語力を伸ばすことも可能なのである。
また、わかりやすく説明するために、漢語・熟語を和語に言い換えるトレーニングが効果的だ。例えば「偏重」「彷徨(ほうこう)する」などを和語で言い換えてみよう。
心構えとしては、凝縮された文章をわかりやすく説明するために、自分より少し下の学年、高2・高3生であれば、高1生にもわかる表現になっているかを考えて書くようにするとちょうどよい。普段のテストでも心がけておこう。
京大国語のPOINT 1.凝縮された筆者の主張を論理的に読み解こう 2.具体的に表現できる言葉を持つこと。そのためには自分自身の教養も大切 3.わかりやすい表現の訓練は日常生活の中でもできる!
寅岡真也先生は『「複眼的思考」で攻略する京大現代文』の制作に参加しています。
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