
京大に合格した受講者への活用状況調査から、学習効果の高い講座選択法と活用事例をピックアップ。
講座選択の際の参考にしてみよう。
例えば京大理系志望なら、『京大英作文講座』『京大数学講座』『京大現代文講座』、2次試験で選択するなら『京大物理講座』『京大化学講座』をすべて受講。そのうえで、他の受験生と差をつけたい英作文や、力がつくまでに時間のかかる現代文は早めに取り組み、物理・化学は学校での履修状況に合わせて演習対策として取り組むなど、自身の得意不得意や学校の履修状況に応じていつでも開始することことができる受講の仕方だ。
| 京大文系 | 京大理系 |
|---|---|
| 京大英作文講座 京大数学講座 京大現代文講座 |
京大英作文講座 京大数学講座 京大物理講座* 京大化学講座* 京大生物講座* |
*受験で使用する科目のみ選択
京大特講は、開始タイミング・開始学年自由で、1講座から受講できる。例えば京大理系志望なら、力がつくまでに時間のかかる英作文と、得意科目の数学は高2のうちに受講をスタートする。そして市販の問題集では自己採点が難しい現代文は、高2・3月から受講し、返却された「添削課題」を使って、採点者の視点を徐々に養い答案に磨きをかけたい。物理・化学は夏休みに集中的に取り組むために7月からの受講というように、自分の学習の進捗・計画に合わせて受講できる。
■例:京大理系志望で、物理・化学選択の場合
| 受講時期 | |
|---|---|
| 高2・11月 | 京大英作文講座、京大数学講座 |
| 高2・11月 | 京大現代文講座 |
| 高2・7月 | 京大物理講座、京大化学講座 |
1講座から受講可能だから、京大型の演習がなかなかできない『京大物理講座』のみ、あるいは添削を受けたいから『京大現代文講座』のみ、といった受講が可能。また、お届けタイミングも選択できるので、長期休みを使って一気に仕上げたいとか、苦手な分野だけ強化したいといった科目は「3回分一括お届け」、テキストと添削課題を定期的に仕上げることでペースメイクしたい科目は「毎月お届け」を選択、といった受講も可能。
| 現状 | ||
|---|---|---|
| 英語 | 読解と文法は学校と塾で対策可能。英作文を誰かに見てほしい。 | 『京大英作文講座』 |
| 数学 | 学校で京大入試型対策講座があり、それで対策できそう。 | もっと問題に当たって練習量を重ねたいと思ったら、あとで『京大数学講座』を受講。 |
| 国語 | 古典と漢文は得意だけど、現代文は対策の仕方がわからない。 | 『京大現代文講座』 |
| 物理 | まだ学校で範囲が終わっていないけど、得意科目だから武器にしたい。 | 『京大物理講座』 |
| 化学 | まだ学校で履修が終わっていない。 基礎に不安。 |
これから受講する京大特講のめどが立ってから『京大化学講座』を受講。 |
得点ベースで目標とのギャップを把握して学習を進めるため、『予想問演習』を夏以降のペースメーカーとする。毎月得点の推移を追うことができ、課題把握& 実力UPのサイクルのある学習を行う。その際、「得点戦略サポートシステム」を利用すると、より明確にギャップを把握できる。
※「得点戦略サポートシステム」は、会員の方のみ利用できるサービスです。
■活用サイクル例
| 8月 | 京大型模試 |
|---|---|
| 9月 | 『予想問演習』第1回 |
| 10月 | 『予想問演習』第2回 |
| 11月 | 京大型模試 |
|---|---|
| 12月 | センター試験対策 |
| 1月 | センター試験 |
| 2月 | 『予想問演習』第3回 |
A・B 判定であれば、合格可能性をとことん上げるべく、時間配分や解答用紙の使い方など、実力を100% 発揮できるスタイルを確立するために活用。C 判定の場合は、直前までの伸びを実感するために、予想問に本番と同じ制限時間で定期的に取り組み、合格平均点との距離を把握するのに用いる。D 判定の場合は、力点を置くべき大問を把握するために活用を。演習量をこなすよりも、『予想問演習』の3回分に絞り、同時に東大・京大入試のクセへの対応力をつけるとよい。
第3回の「採点・アドバイスサービス」に先に提出し、自分の課題を先に把握してしまうのも一つの手だ。センター試験から2次試験までは1か月半ほどしかない。この短期間で、より効果を上げるには、答案を伸ばすポイントに合わせた対策に注力すべき。ただし、「過去問に取り組むのも、センター試験明け」というような経験の浅い人にはこのやり方はおすすめしない。
※「採点・アドバイスサービス」は期間限定のサービスです。詳細は、教材にてご確認ください。
■活用サイクル例
| 12月 | 「採点・アドバイスサービス」第1期提出期間までに『予想問演習』第3回に取り組み、提出。答案を受け取り、自己課題を把握。 |
|---|---|
| 1月 | センター試験対策+2次試験の気になる部分対策 |
| 2月 | 『予想問演習』第1回・第2回に取り組み、実戦演習 |
受講講座
■高3 8月~
『京大現代文講座』
■高3 2月~
『予想問演習 京大文系』
講座選択理由
『京大現代文講座』
春に受けた模試で、現代文の点数が非常に悪く、偏差値が50を切るような状態だったので、これはなんとかしないといけないと思い、受講することにした。京大特講を選んだのは「解説がしっかりしていること」と、「とにかくたくさん書いて練習することができると思ったこと」が理由。
『予想問演習 京大文系』
京大型の問題ばかりを集めた問題集はなかなか存在せず、直前期ともなると取り組む問題もなくなってしまう。そんな中で解答用紙までリアルに再現され、解説もたっぷり書かれている『予想問演習』は貴重な存在だった。
活用法
『京大現代文講座』
京大特講は、二百字を超えるような長文論述や、誘導がほとんどない問いなど、京大特有の問題形式のみを取り扱っているため、京大入試に特化した対策として活用した。
それまでは、とにかく解答欄を埋めるのに必死で、文章の組み立てや要点を考えることなくやみくもに書いていたのが、京大特講に取り組んでからは、何を書かなくてはならず、何を書かなくてよいのかがわかるようになり、すっきりと整理され、要点をとらえた解答を書けるようになった。
「添削課題」は模試の採点のようにただ漠然と○×がついているのではなく、どこがどういけないのか、あるいはどこは評価されるのかを詳細に記入してくれるのはとてもよかった。これによって、自分は記述量が多い割に点がもらえない答案を書いていることに気づき、それからは無駄を省いた答案作成を意識するようになった。
『予想問演習 京大文系』
入試直前でも採点・アドバイスを受けられることで、最終チェックとして、自分の答案のどこがよくてどこが悪いのかをはっきりと知ることができたのはとてもよかった。他者の採点によって、自分では見つけにくい解法のよくないクセや解答用紙の使い方を指摘してもらえて、直接本番に生かすことができた。
また、本番に即した解答用紙を用いるので、本番を意識して取り組め、実際の入試でどれくらい書くスペースがあるのかということを直前に頭へ入れておける。本番でも焦らず解くことができ、有益だった。さらに、解答がとても詳しく、参考資料や類題まで載せてあることで、直前の知識補充にとても役立った。
受講講座
■高3 6月~
『京大英作文講座』
■高3 1月
『予想問演習 京大理系』
■高3 2月
『京大数学講座』
『京大物理講座』
講座選択理由
『京大英作文講座』
京大英作文は、量も多く難度もかなり高いということを聞いたので、和文英訳とは別に対策が必要だと思い、この講座を選んだ。
また、学校では英作文対策の授業などもあったが、それ以外の予備校の講習や参考書などは出ているものが少なかったので、一番頼りになるであろう「添削課題」がついている本講座を選んだ。
『予想問演習 京大理系』
直前期には模試をやっているところが少なかったため。
活用法
『京大英作文講座』
添削課題がFAXでも送れてインターネットででも確認できることからも利用しやすく、忙しい受験前の時期にとても役立った。そのままでは英訳しにくい表現が出題される京大の英作文の対策として、添削が細かく、冠詞のミスや抜け落ちなどの見落としがちなところや、他の言い換え表現を教えてもらえた。また、インターネット限定のチェック問題「ポップアップ確認問題」が非常に役に立った。練習問題や解説がとても丁寧で、入試前に何回も読み直すことで素早く復習ができた。
『予想問演習 京大理系』
「英作文」の配点や採点基準がとても細かく書かれていて、見直しに役に立った。他の模試と比較しても本当にわかりやすく、そして、たくさんの解答例が掲載されていることで、自分の解答と照らし合わせてどの部分を直せばよいかを丁寧に見ることができた。
「国語」では、解答を作るプロセスが事細かに書かれていることで、その問題だけでなく、他の問題にも適用できる幅広い解答力を養うことができた。
「採点・アドバイスサービス」では、自分では気づかない間違いを採点者に指摘されたことで、今までは気にしていなかった間違いに気づくことができ、ケアレスミスを防ぐうえで、かなり役立った。また根本的な間違いも、丁寧な解説によって理解することができた。
受講講座
■高2 2月
『京大英作文講座』
『京大数学講座』
■高3 8月
『京大現代文講座』
■高3 12月
『予想問演習 京大理系』
講座選択理由
『京大英作文講座』
単語力に不安のある自分には、京大が出題するそのままでは英訳しにくい「日本語らしい日本語」が課題だった。また、理系の基本は英語と数学だと思ったので、京大をめざすにあたって迷わずに受講を決めた。
『京大数学講座』
ちょうど高2の2月に志望大を京大に変更したので、京大に特化した対策がしたいと思った。
また、理系の基本は英語と数学だと思ったので、京大をめざすにあたって迷わずに受講を決めた。
『京大現代文講座』
国語(特に現代文)はもともと得意だったが、どこか感覚で解いているところがあり、問題文との相性で大きく点数が変動し、安定感がなかった。市販の問題集を使うことも考えたが、解答・解説(特に採点基準)があいまいなものが多く、自学自習に適しているとは言い難かった。そこで、『京大現代文講座』の受講を決めた。
『予想問演習 京大理系』
秋の京大型模試のあとで全科目を通して演習する機会は少なく、ましてや他人に採点してもらえることなどない。よって、『予想問演習 京大理系』の「採点・アドバイスサービス」は魅力的だった。また、解答・解説が詳しく、正確な自己採点ができるところも気に入った。
活用法
『京大英作文講座』
本講座の解答例は、多くの場合、難解な表現を使わず、基本構文や基本的な単語で書かれていたので、語彙力に大いに不安のある私にはとてもありがたかった。またこなれた日本語を発想を変えてリライトする手法には「なるほど!」と思わされることが多かった。英作文は私が思っていたよりずっと柔軟なものだということがわかってくると、苦手意識が消えていった。
「添削課題」の観点別評価(A・B・C)が参考になった。自分には大胆にリライトしすぎて細部を忘れてしまう傾向があるようだった。細かいスペルミスまで厳しくチェックされていたし、何より自分が書いた答案を採点してもらえる機会は貴重だった。また解答用紙右のセルフチェック欄は英作文で点を取りこぼしがちな観点を確認できるので、ミスを防ぐ意識づけになった。
『京大数学講座』
数学は一番苦手な教科で、解答の途中で点が取れず、時間をかけて考えても見当違いの解答しか書けないことがあまりにも多かった。そこで、まずは<攻略法>の解説をよく読んで、京大型問題へのアプローチ法を理解してから、解答の論理的な流れを理解し、解答例と共に「解き方」を覚えた。また、覚えた「解き方」が定着するようにノートに書き出すことも行った。
『京大現代文講座』
夏の京大型模試を受けて、その難しさに衝撃を受け、京大現代文の「解き方」を学ぶために活用した。
『京大現代文講座』は想像以上に丁寧な構成で、わかりやすかった。特に第1回の問題文の要約を行ってから設問に取り組むユニットは有効で、記述式の現代文からしばらく離れていて、力が落ちたように感じたときには、まずそのユニットを学習して「解き方」を思い出してから本題に入った。
問題文と解答欄をコピーして、何度か繰り返し学習した問題もある。
添削された答案に記されたコメントや成績表から、私は問題文の読み取りはかなり正確にできるが、解答をまとめるときに設問の吟味が足りず、せっかくマーキングした解答ポイントの幾つかを解答に盛り込むのを忘れてしまうということがわかった。これに気づけたことで、より慎重に解答要素を選び出すようになった。
『予想問演習 京大理系』
答案を自己採点するということが、想像以上に勉強になった。自分の答案を客観視できるようになり、出題者の要求する答えを考えてから答案を書くようになった。他の教材は採点基準がない、もしくは不明瞭で、自分の答案のどの部分が得点となり、どの部分が減点対象なのかがよくわからないものが多いので助かった。
また、受験直前には、やはり今まで見たことがない問題にあたって、本番で焦ることがないようにしておきたいので、その点でも有効だった。
第1回は12月に取り組んだ。今までの勉強の成果を測る目的だったが、思ったほど得点は伸びていなかった。
次に第3回をセンター試験直前に取り組み、「採点・アドバイスサービス」を受けた。「センター試験ぼけ」を脱出するためにも、この時期に取り組むことは有効だと思う。第2回は2次試験の2週間前に取り組み、その後、本番までに3回分を復習した。
「採点・アドバイスサービス」でもらえる「アドバイスシート」は試験当日も読み直した。
提出時の自分の実力が具体的な得点になるのでわかりやすく、インターネットの「得点戦略サポートシステム」と組み合わせて合格ラインとの距離を測った。