• home
  • √メッセージ
  • √メッセージ
  • 『予想問演習』第3回のポイント(英語、数学、国語)
    ~採点・アドバイスサービスから

√メッセージ

「√」それは東大合格・京大合格へのルート。
東大合格・京大合格を目指す方へのメッセージをお届けします。

√メッセージ

2009.01.19

『予想問演習』第3回のポイント(英語、数学、国語)
~採点・アドバイスサービスから


現在、受付中の「採点・アドバイスサービス」。もう取り組んだだろうか? 12月の第1期提出期間に提出された答案の採点者が、そのときの失点傾向やポイントになっているところの一部を、あなたにお届けする。これを参考に、2次試験対策を完全なものにしよう。

※以下、「解答解説」をお手元にご用意いただくと、より有効です。


■東大英語


英文和訳の4(B)は多くの人ができている。1(A)の要約はモレをなくすかがポイント。


要約の1(A)では、採点基準にある、第1段落全体に関わるポイント1のモレが多くなっています。ポイント 1の内容は英文を読んでいて当然ととらえてしまって、書き損ねてしまうようです。また、第3段落の内容に関わるポイント4のうち、特にdが書けていません。英文での会話要約の2(A)では、問題文で指定されている、「生徒がどのような悩みを持っているか」、「生徒の試験の受け方の問題点」、「教師のアドバイスの内容」の記載はほぼ守られていますが、文法ミスによる失点が多くなっています。


イラストを英文で説明する2(B)は出来がよいですが、若者と老人の対比ができていないものが見られます。不要語を指摘する4(A)は非常に難しく、全滅の人も多くいます。この種の問題には、文法と意味の両面から適切か否かを判断しなければならない難しさがあります。英文和訳の4(B)は文構造がわかりやすいためか出来がよく、特に(2)の出来がよいです。ただ(3)ではbody of Londonを「ロンドンの体」などと訳す間違いも見られます。読解総合である5はいずれもほぼできています。
※文中にある「採点基準」は、『予想問演習』解答・解説にあります。


■東大文系数学


第3問が最も出来がよく、以下、第2問、第1問、第4問の順。図形での得点で差。


確率の第3問では解答を書いている人はほとんど満点に近い点数です。2次関数の第2問はg(x)まで求められ、条件の読み換えでの間違いでひっかかりがちです。逆にいうと、ここを超えれば満点近くまで得点できた人が多くなっています。


図形問題である第1問は(1)がほぼできていて、(2)は手をつけていない人が多いです。(2)は採点基準の解答例どおりの人と先に平行四辺形を設定して、各三角形の合同を示すというやり方の人に2分されます。もう1つの図形問題である第4問が最も出来が悪く、(1)は白紙か問題の意味がわかっていない解答がほとんどです。ただ、(2)だけができている人もいます。
※文中にある「採点基準」は、『予想問演習』解答・解説にあります。


■東大理系数学


第2問、第4問、第6問はできていて、第5問がやや難、第3問難。
図形での得点で差。


微分法・積分法の問題である第2問では(1)で「ただ一つの」をうまく示せていない解答も見られますが、(1)ができていれば(2)もできています。同じく微分法・積分法の第6問は数学的帰納法に気づけばできている解答が多く、他に「多項式」であることを見逃がしている解答も見受けられます。第1問の図形問題は文系と共通で(2)は手をつけていない人が多くなっています。


もう1つの図形問題である第5問は、図形の特徴を押さえられていないものが多く、円錐の体積を求めるのに積分を使って計算ミスするなど、もったいない答案が多く見られます。確率の第3問は(1)で問題文をきちんと理解できているかどうかが肝になっています。


■東大国語


第一問で得点したうえで、それ以外の大問でどれくらい得点できるか。


現代文の第一問では(五)の出来がよく、採点基準のアで「技術が現代に不可欠であること」を踏まえていないもの、イでb・cが抜けていることが気になります。(三)はほとんど点になっておらず、(二)も採点基準のアである「技術と芸術が作りだすものの差異」を説明しているものはほとんどなく、1~2点くらいしか得点できていません。古文の第二問では、(一)の現代語訳で意外に点を落としており、(二)の採点基準のウ「女君は」などで得点できていません。


文系のみの小問である(三)や文系の(五)(=理系の(三))はかなり難しかったようで、ほぼ得点できていません。漢文の第三問も(二)で採点基準のエの目的語部分が書けておらず、わずかな得点しかできていません。また(五) (=理系の(四))はほぼできていません。文系のみの第四問は、いずれの小問の答えも問題文中の語句を組み合わせただけのものが多く、ほぼ得点できておらず、(一)(二)で1~2点を拾っている程度の出来になっています。
※文中にある「採点基準」は、『予想問演習』解答・解説にあります。


◆『予想問演習』の申し込みはこちら。
※「採点・アドバイスサービス」の最終締切は2/6(金)です。
間に合うように提出・受講しましょう。
※『予想問演習』2010年度版は2009年夏頃発刊予定です。


■京大英語


英作文の第3問の出来が悪く、英文和訳は構文が理解できているか否かの勝負。


第1問、第2問の英文和訳では構文が取れているかどうかで点数に差がついています。特に、第2問(2)の採点基準のブロック2の2つめの、離れたところにあるwhichの先行詞がsomethingであることがつかめているか、ブロック1の2つめの、Few…any more than~を訳出できているか、第2問(3)のブロック5とブロック6の2つのthat節両方がthe ideaと同格になっていることをつかめているか、で大きな差がついています。イディオムのミスでは、大問2(1)でのplyとpileの取り違い、(3)のin the world at largeを「概して世界で」などと誤訳した例が目立ちます。


英作文の第3問では、まず問題文の日本語の意味を取り違えているものが見られます。例えば(1)にある「紆余曲折」、「新しい世界」などはまったく異なる意味の英文を書いている例が多いです。また、英単語の意味を日本語で覚えているだけでニュアンスをつかんでいないために、(2)の「厳しい(冬)」でstrictを使う例などが見られます。他にも、無理に関係詞を使ったことによる間違いなどがあり、第3問全体の点数は低くなっています。今回の出題では、英文和訳の同格の箇所などは、京大で頻出なので、こういう文章を経験しておくことは重要だと思います。
※文中にある「採点基準」は、『予想問演習』解答・解説にあります。


■京大文系数学


無理数の証明の第2問、確率第5問の出来が悪く、それ以外での得点がポイント。


無理数であることの証明問題である第2問では、採点基準の①式(3次方程式)まで求められているのが1割程度、そのうちの数名が無理数を証明するときによく使う「有理数と仮定→矛盾を示し無理数であることを導く」の流れで、正解を導けています。第5問(確率)はほとんど書けていません。


それ以外の大問の出来は悪くありませんが、気になったのは、第1問(2)で二項定理を使ったときにk=1のときを確認していないもの、図形と方程式の第3問で2つ答えが出るのに勝手に(Pのx座標<Qのx座標)と思いこんで1つしか答えのないものが散見されたことでした。
※文中にある「採点基準」は、『予想問演習』解答・解説にあります。


■京大理系数学(甲)(乙)


(乙)では第3問の出来が最も悪く、第6問はできていると勘違いした証明が多い。
証明でどれだけ得点できるかが重要。(甲)では第3問ができていない。


(乙)の第3問では、幾何的に解こうとした解答の場合、半径rの円をうまく固定できず途中で行き詰ってしまっています。解答例と同じ解き方をしても、4次方程式を導いたところで計算が複雑になることを見越して、それ以降の解答を書いていない例が多く見られます。第6問(行列)の(1)では、示すべき「A=~」を前提にした証明が多く見られます。こういった行列の証明問題は何が前提で何が求めるべき結論かがわかりにくくなるようです。


(甲)の第3問はどこから手をつけてよいかがわからない、つまり、定数と変数を区分できていない解答が見られます。全体を通して最も出来がいいのは(甲)(乙)共通の面積の最小値を求める第4問で、解と係数の関係の計算を間違えなければほぼ完答できています。


■京大国語


文系も理系も、出来のよい順に第三問>第二問>第一問。
どれだけ深く解釈できているかで差がつく。


現代文の第一問(問題文は文理共通)では、文系の問三~問五(理系の問二~問四)で出来が悪くなっています。特に、文系の問四(=理系の問三)では採点基準のイが書けている人はあまりいません。イのbの「人間の可能性から人間が出現する」ことを書いた解答はほとんどありません。つまり、問題文の内容の完全な理解は怪しく、アの内容がきちんと書けているかどうかで差がついています。


第二問(文系)ではラクダやライオンの比喩はできているのですが、問二のイの「否定にとらわれているのは伝統に立脚した創造にすぎない」、問三のウの「伝統の否定をのりこえた段階」、エの「ラクダの重荷から解放されない理由」といった比喩以上の説明が書けていない解答が多くなっています。第二問(理系)では問題文を引用しただけで点にならないケースが多くなっています。


小問では問三で、アの部分を「自分が年を重ねても本の内容に興味を失うことがない」といった個人的な観点からの解答が目立ちました。古文の第三問(問題文は文理共通)は全体的にはよくできていました。ただ、文系の問二で「つとめて」が翌朝であると読みとれていないもの、文系の問五(=理系の問四)でア、イの「さへ」の意味やその暗示していることが書けていない解答が見られ、問題文の解釈が不十分なために差がついてしまっているようです。
※文中にある「採点基準」は、『予想問演習』解答・解説にあります。


◆『予想問演習』の申し込みはこちら。
※「採点・アドバイスサービス」の最終締切は2/6(金)です。
間に合うように提出・受講しましょう。
※『予想問演習』2010年度版は2009年夏頃発刊予定です。


<< 受験生必読の合格直前アドバイス一覧
次回は理科、地歴編です。

最新の記事
  • 京大オープンキャンパス 詳細レポート
  • 東大オープンキャンパス 詳細レポート
  • 2010京大オープンキャンパス 現地速報!
  • 2010東大オープンキャンパス 現地レポート!
  • 明日は東大オープンキャンパス!
過去の記事

2010年

  • 8月の記事 (5)
  • 7月の記事 (2)
  • 2月の記事 (1)

2009年

  • 8月の記事 (9)
  • 7月の記事 (7)
  • 6月の記事 (1)
  • 3月の記事 (4)
  • 2月の記事 (2)
  • 1月の記事 (4)

2008年

  • 11月の記事 (4)
  • 3月の記事 (1)

2007年

  • 12月の記事 (1)
  • 9月の記事 (1)
  • 8月の記事 (1)
  • 2月の記事 (2)
  • 1月の記事 (2)

2006年

  • 12月の記事 (2)
  • 11月の記事 (2)
  • 10月の記事 (2)
  • 9月の記事 (1)
  • 7月の記事 (1)
  • 6月の記事 (1)
  • 2月の記事 (1)
  • 1月の記事 (2)

2005年

  • 11月の記事 (1)
カテゴリー
  • √メッセージ
ランキング
  • 1. 携帯待ち受けFlash
    「合格へのカウントダウンクロック」プレゼント!
  • 2. 2010年度 東京大学 前期日程 入試問題分析
  • 3. 2010年度 京都大学 前期日程 入試問題分析
  • 4. 難解だけではない東大数学。そこには深い意図がある。
  • 5. 東大卒業生の進路状況
<<前へ   次へ>>