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「√」それは東大合格・京大合格へのルート。
東大合格・京大合格を目指す方へのメッセージをお届けします。

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2009.08.10

文理別に見る、
合格者の高3 9月以降の科目間戦略


前回の特集では、「勝者と敗者に学べ。東大・京大型模試 その後の学習法」を紹介した。今回はさらに、東大・京大合格者が夏以降に取り組んだ科目間のバランス戦略を文系・理系別に紹介する。


◆東大・京大合格者は、夏以降の科目別戦略をどう立てたか?
早い時期に行われる東大・京大型模試だと、すでに受験を終えた人もいるはずだ。模試の手応えを踏まえて、今後の学習計画を見直している人も多いことだろう。
そこで、東大特講・京大特講編集部では、東大・京大合格者に「高3 9月以降に重視した科目」をその理由と合わせてヒアリングした。今のあなたの課題認識と比較してどうだろうか? 一部の声ではあるが、ぜひ参考にしてほしい。


※文系の方は、こちら。
※理系の方は、こちら。


◆文系合格者は、「得点源のベース」となる英語は実力維持を怠らず、苦手・不安定な科目は弱点強化、地歴は演習不足の解消を重視


個人差はあるものの、文系の東大・京大合格者は、英語は実力維持対策を、数学は苦手・不安定な科目であるがゆえの対策を、地歴は演習量不足の解消を目的として重視した人が多く見られた。ここで注目したいのは、「英語の実力維持」を重視していた合格者が多いことだ。苦手・不安定な科目に対する課題意識ならば、自ずと湧き上がるものだ。
しかし、合格者はたとえ自分にとっての得意科目であったとしても、相対的に得意な人が多い英語に関しては、ライバルを見越して抜かりなく対策を実行していたようだ。苦手・不安定科目にばかりに囚われて、かつては得意だった科目に足を引っ張られないようにしたい。今の実力を合格まで維持したいあなたは東大・京大型の演習を着実に続けることで、勘を鈍らせないようにしよう。


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では、文系合格者の個々の声を紹介しよう。
◆東大 文系合格者に聞く「高3 9月以降に重視した科目は?」
1位 英語
<理由>
・文II:高1・2で仕上げておいた得点源だったので、さらに定着させて 確実に解けるようにするため。
・文II:英語は毎日少しずつでもやらないと、感覚が鈍ると思ったからです。
・文II:地歴もやらないと、と思いつつも、英語力を落としたくなかったので。

2位 数学
<理由>
・文I:数学の2次試験は他の科目に比べて攻略するのに時間がかかると感じていたから。
・文I:依然として最も苦手な科目だったから。

3位 世界史
<理由>
・文I:世界史が最も暗記量が多かったため、必然的にかけた時間は多くなった。
・文II:英数国は夏休みまでにある程度のところまで伸びていたので、ほとんど何もやらなかった世界史をやった。


◆京大 文系合格者に聞く「高3 9月以降に重視した科目は?」
1位 数学
<理由>
・法:数学が苦手科目。弱点を残したくなかったから。
・文:最も苦手な科目だったので、冬休みまでに過去問を解けるだけの実力をつけるため、毎日必ず問題を解いていた。

2位 世界史 
<理由>
・法:夏休みまでは学校での履修を先に終えた日本史に取り組んでいた。その一方で、世界史の対策が手薄になっていたから。
・教育:ひたすら「間に合わない!」と焦りながら、世界史ばかり勉強していた(夏も)。先に始めていた英語・数学が軌道に乗り、余裕も出てきていたので、秋・冬もひたすら世界史。

3位 英語
<理由>
・総合人間:英語の配点が2次試験で最も高かったから。また、もともと英語が得意だったので、夏休みにあまり勉強しなかったところ、成績が下がってしまったから。


◆理系合格者は、配点の比重が高い「理科」を戦略的に対策、次いで、苦手・不安定科目の対策を重視

理系学部の合格者は、「理科」の対策を戦略的にとらえている。理系学部は理科2科目の配点の比重が高い分、その得点が合否を左右しやすいことをよく認識しているのだ。自分にとっての得意科目であれ、苦手科目であれ、全体得点の中でどう位置づけていくかを冷静に判断しながら学習計画を立案している。


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では、理系合格者の個々の声を紹介しよう。
◆東大 理系合格者に聞く「高3 9月以降に重視した科目は?」
1位 物理 
<理由>
・理I:学校で履修範囲が終わるのが12月頃の予定だった。理科で差がつくと先生に言われたこともあり、この時期から始めることにした。
・理I:9月以降になると、物理の弱さが目立ってきた。私は理科で点数を取れないと合格点に届かないことがわかっていたので、物理を重点的に勉強した。

2位 化学
<理由>
・理I:英語・国語は夏頃にはメドが立っていたのですが、理科が2科目とも苦手だったので、まずは1つに絞って9月頃から集中的に勉強しました。
・理II:夏休み中の模試で化学の応用問題に対応できていないと感じたため。

3位 英語
<理由>
・理I:数学が苦手な科目だったため、他の科目は確実に得点できるようにしたかった。なかでも英語は主要な得点源であったので、より強化させるため。

4位 数学
・理II:苦手だったから。


◆京大 理系合格者に聞く「高3 9月以降に重視した科目は?」
1位 物理
<理由>
・工:最も成績が伸びやすく、本番でも結果を出しやすいのが理科だと思っていたから。
・工:絶対に得点できる科目をつくるため。
・農:夏休みに苦手な数学に取り組んで少し自信が持てたので、今度は理科2科目のうちでより苦手な物理を対策した。

2位 化学
<理由>
・農:1~2科目が得点源になっていれば、あとは平均的な得点で問題ないと判断したので、得意科目の化学で絶対に得点が取れるようにした。
・工:夏の終わりに受けた京大型模試で一番弱い科目だったため。特に、有機分野を中心に学習した。

3位 数学
<理由>
・工:最も点を稼げる教科だと判断したから。
・農:見たことのある問題を増やしておきたかったのと、最近は数学で点を落とすと受からないくらい簡単な問題が数多く出題されていたから。


◆夏の模試の結果を秋以降にどう生かすか
合格者の科目別戦略から学べることはあっただろうか。夏の模試から得られた、自分の科目別の課題とこの先やるべきことを的確につかみ、残された7か月を有効に使ってほしい。そして、最後に合格を必ず勝ち取ろう。


次回は「秋の東大・京大型模試に向けて、今、確認しておきたいこと」をお伝えする。次回更新は8/24(月)。お楽しみに。

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