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「√」それは東大合格・京大合格へのルート。 東大合格・京大合格を目指す方へのメッセージをお届けします。
2009.08.12
先週の木・金に開催された東大・京大のオープンキャンパス、学部別の模擬講義のレポートを2回連続でお送りする。2回目の今日は、東大オープンキャンパスの駒場地区プログラムから、「数理科学研究科紹介」と「駒場キャンパス紹介」をお伝えする。
◆東大オープンキャンパス 駒場地区プログラム レポート 東大のオープンキャンパスは、本郷キャンパスと駒場キャンパスの2日間に分かれて開催された。8/7に行われた駒場地区のオープンキャンパスでは、午後に行われる教養課程の模擬講義を前に、午前の部で「駒場キャンパスならでは」の学生生活についての説明や駒場地区にある専門領域の数理科学研究科の紹介を受けた。
午前の部は10:00開始。会場は多数の参加者を見越してか、第1~3会場と複数に分かれているものの、場内は各地から集まった高校生でほぼ満席。 はじめに、山影進 教養学部長からの挨拶の後、続いて宮岡洋一数理科学研究科副研究科長から数理科学研究科についての内容が紹介された。研究施設のほとんどが本郷地区に位置づく東大の中で、数理科学研究科は駒場地区に研究室を構えている。
◆数理科学研究科で扱う「数学・数理科学とは?」 「数学・数理科学とは何か?」という問いかけに始まり、副研究科長は具体例として「ポアンカレ予想」を挙げながら、数学という真理を探究する学問の面白さ・奥深さを語られた。「ポアンカレ予想」とは「単連結な3次元閉多様体は3次元球面S3に同相である」という予想であり、1904年にフランスの数学者アンリ・ポアンカレによって提出されて以来、未解決だったが、100年の時を経て解決された。その気長さには驚くばかりだが、このような数学の発見・解決は100年スパンで行われており、珍しくないという。 そして、様々な事象について学問領域に関わらず横断的に応用できる数理科学の一面を取り上げられた。例えば、デリバティブに使う数理ファイナンスなどは複数の学問領域の重なりから生まれた例であるとのことだ。 そのような分野を扱う数理研究科では21世紀COEプログラムに採択された研究テーマもあるとのこと。また、世界各地から優秀な研究者や学生が多数集まっているので、国際的な環境で学ぶことができるのも魅力の一つとのことだ。 全体的に決して易しくはない内容だったが、普段の受験勉強やテストで触れている「教科書の数学」からは一歩離れた、壮大で視野が一気に広がる話題に、参加者は頭をひねりながらも興味深く聞き入っていた。
◆本郷地区とは一味違う「駒場キャンパス」説明 続いて、駒場地区キャンパスについての紹介が始まった。 駒場キャンパスは教養学部がある駒場Ⅰキャンパスと、先端科学技術研究センターなどがある駒場IIキャンパスの2つに分かれている。ここでは駒場Iキャンパスにある教養学部についての説明があった。 駒場Iキャンパスの紹介をしてくださった木村秀雄教養学部副学部長は、教養教育は幅広い学問の基礎となり、非常に重要であることを語られた。また、学生生活で教養課程を経ることのメリットを上げられ、教養課程を将来やりたいことを考える場として活用できると強調された。自分が何を研究したいかまだわからない人や、将来の進みたい方向に悩んでいる人は、教養教育の間に様々な学問分野に触れることによって、それを探し見つけ出すことができるだろう、とのことだ。 自分の人生における進路を大学受験の時点できっぱりと決めてしまえる人は、おそらく多くないだろう。まだまだ色々な可能性を探りたい高校生にとっては、大変心強い副学部長の言葉だった。
◆連日お送りしたキャンパスレポートはいかがだっただろうか? オープンキャンパスに参加した人は、参加した時の気持ちを思い出していただけただろうか。 また、オープンキャンパスに参加しなかった人も、当日の熱気を感じていただけただろうか。 これを機会として、東大・京大への思いを新たにし、さらに次の一歩へ進んで行こう。
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