
001030-K-|toraoka|寅岡 真也 先生(愛光中・高等学校)
寅岡 真也 先生(愛光中・高等学校)
『京大現代文講座』執筆。
愛媛県の名門、愛光中・高等学校で国語教師として教鞭をとる。京大国語を独自の視点で鋭く分析する、カリスマ、「面白くなければ授業じゃない!」面白い授業で世界的教養人を育てる。
うまいスタート、だめなスタート
ゴールをきちんと確認してゆとりあるペースで走りだそう
「偏差値の高い大学をめざしたい。そのために、とりあえずレベルアップしなくては」という漠然とした意識で、受験勉強をスタートさせてしまう生徒がいます。これは、あまりうまいスタートとは言えません。
■目標を正しく見据える
表面的な偏差値を目標に勉強するのではなくて、志望大の入試問題に応じた勉強法で対応をしないと絶対に合格に近づくことはできないんですね。だから「東大・京大をめざして勉強し、そこまで成績が及ばないようだったら、ほかの大学に変える」という考え方を絶対にしてはいけない。
京大は「本当に京都大学で学びたい」という人に入学して欲しいと考えているはずです。その証拠に京大入試の現代文を見ても、東大とはまったく違う傾向の問題が出ます。
受験生一人ひとりに個性があるように、大学にもそれぞれ特徴があるのです。めざすゴールを正しく見据えた勉強法でスタートを切りましょう。
また、“京大合格”という高い目標に向かって一生懸命に勉強しても、その頑張りが長く続かないようなやり方で始めてはダメ。
■「続いてこそ道」という言葉があります。
“京大合格”というゴールに向かって、マラソンのように長いコースを走る場合は、全体を俯瞰的に見つめながらゆとりを持つことが大切なんです。自分の中にゆとりを持っていれば、今、自分がどの辺りを走っているのかも見えるはずですし、「息があがってきたな、苦しいな」という状態もわかります。無理なペースだと、がむしゃらに勉強しても、途中で苦しくなって、突然足が止まってしまいます。
ペース配分を考えないままに、闇雲に走り出してしまうスタートが最もまずいですね。
■では、ゆとりを持ってペースを守りながら走っていくにはどうしたらよいか?
京大入試に向けた自分の受験勉強のペースメーカーとなるべきものを早めに設定するのがいいでしょう。
身近でそのような存在が見つけられると一番いいのですが、進学校でさえ、京都大学という、特定の大学受験に特化した授業というのは、なかなかできないのが悩ましい。
理想を言えば、京大受験のことをよく知っていて、さらにその人のためだけにアドバイスを与えてくれる人がいれば心強い。
実は、そういう存在の1つが、『京大特講√K』なんですね。
『京大特講√K』だったら、京大入試に必要な力の要件が提示されているので、これだけやればよいという目安ができる。それに受験の1年の間には、ときには勉強がつらくなることもあるでしょうけど、『京大特講√K』だったら無理をせずに自分のペースでできるわけじゃないですか?
京大受験のポイントをよく知っているベテラン講師陣が示すペースを信じていれば、1年間安心して受験勉強を持続できるんじゃないかなと思います。




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