東大・京大合格戦略ブログ

9人の√T√Kブレーンの視点

東大・京大合格者を多数輩出する全国の難関高校教諭陣が、合格の秘訣をテーマ別に複数の視点で切ることで多角的に語る。ほぼ毎週更新

THE ブレイクスルー

森 英人 先生(中央大学横浜山手中学校高等学校)

現職、中央大学横浜山手中学校高等学校 教頭。 2009年度まで聖光学院中・高等学校で数学教師として教鞭をとる。今までに東大へ送り出した教え子は500人を超える。東大をはじめとした最難関大の数学を知り尽くし、生徒からの信頼も高い。東大特講√T・京大特講√Kの『東大数学』の執筆でもおなじみ。

2011.02.18

教科全体をもう一度俯瞰して見ること 足りない部分は添削で力を養おう

これから自分の実力を伸ばして現状突破をめざす場合、入試が近い未来に迫って来ている今だからこそ、全体を俯瞰してみる視点を持っていることが大きな意味を持つ。
教科の全体観がわかっていれば、地図を手に入れたも同然だから、行き詰まったときでも自分がどの方向に進むべきかわかるはずだ。
要するに、全体感を備えることによって、単元ごとの断片的な知識が有機的につながり、分野横断的に流れるような思考法を生み出せる。これこそ、網羅的思考力として手に入れるべき高度な問題解決法といえるだろう。 逆に言えば、まじめに勉強に取り組んでいるのに受験に失敗してしまう生徒は、全体を俯瞰する視点を持っていない場合が多い。森に迷い込んでしまった人のように、まわりの木ばかりに気をとられてしまうんだ。
だから、これまでの勉強で基本をしっかり身につけている生徒は、もう一度全体を俯瞰して自分に足りないところをまずは埋めていくように心がけるといいだろう。

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黒河 潤二 先生 (親和中・親和女子高等学校)

『東大世界史講座』執筆。
神戸の名門女子校である親和中・親和女子高等学校で社会科・地歴(世界史)公民科の教鞭をとる。東大世界史を長年にわたって分析し、東大世界史の攻略に必要な視点と、科目を越えた「学びに向き合う資質」を解き明かす。

2011.02.16

本当にやるべきことを自分自身に問い直しながら、ブレイクスルーするまであきらめない

私が今まで見てきた事例の中では、後半期に突然ブレイクスルーして成績を伸ばす生徒よりも、最後まで成績の伸びが見えない状態だったのに、なぜか合格していったという生徒のほうが多いように思います。そういう生徒に共通しているのは、とにかく「あきらめない」という姿勢です。何度も何度も添削してほしいとやって来て、その都度、真っ赤になった答案を返されても、また添削してもらいにやってくる。こうした、あきらめない姿勢は、おそらく「志望大にどれだけ思い入れがあるか」「どこまで東大や京大に入りたいという気持ちを持って最後まで勉強できるか」に支えられているのだと思います。
「志望大のランクを落としてもいいや」と思った時点で受験には負けてしまいます。これからの時期は、精神的に打たれ弱い状態ではなかなか合格が難しいと思います。気持ちが落ちこんでも「もう、ダメだ」と思わず、合格したあとの大学生活などをイメージしながら、「志望大をあきらめず、さらに頑張ろう」と前向きに考えたほうがいいでしょう。

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寅岡 真也 先生(愛光中・高等学校)

『京大現代文講座』執筆。
愛媛県の名門、愛光中・高等学校で国語教師として教鞭をとる。京大国語を独自の視点で鋭く分析する、カリスマ、「面白くなければ授業じゃない!」面白い授業で世界的教養人を育てる。

2011.01.19

適切な方法でとことんまでやり抜くこと 突き抜ける瞬間は必ず来る!

過去の教え子にTくんという、京大志望の生徒がいました。
彼は高3・秋の京大型模試でも成績が上がらず、現代文は「読めるけど解答が書けない」という状態が続いていました。

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