東大・京大合格戦略ブログ

9人の√T√Kブレーンの視点

東大・京大合格者を多数輩出する全国の難関高校教諭陣が、合格の秘訣をテーマ別に複数の視点で切ることで多角的に語る。ほぼ毎週更新

東大入試だから必要な対策

黒河 潤二 先生 (親和中・親和女子高等学校)

『東大世界史講座』執筆。
神戸の名門女子校である親和中・親和女子高等学校で社会科・地歴(世界史)公民科の教鞭をとる。東大世界史を長年にわたって分析し、東大世界史の攻略に必要な視点と、科目を越えた「学びに向き合う資質」を解き明かす。

2011.01.21

東大の問題は通史を学ぶだけでは攻略できない テーマにそって歴史を再構成する能力が問われる

東大世界史の問題では、第1問がよくクローズアップされます。この問題は例年、ある特定の時代(スパン)を切り取って、自分なりに横のつながりを意識しつつ世界史のストーリーを描けるかどうかを問うものです。
例えば東大2010年の入試問題は、形式的には近現代のオランダ史を問うものでしたが、単にオランダの通史を書けばいいというものではなく、「オランダが世界貿易の中でどういう役割を果たしてきたのか」をテーマに、ヨーロッパからアジア、アフリカ、アメリカまでを含めた世界全体の貿易にからめて叙述させるものでした。
こういった問題には、授業で一国の歴史を通史的に勉強するだけではなかなか太刀打ちできません。テーマ意識を持って、特定の時代を自分なりにとらえ直す力が必要になるのです。
解答に求められる用語のひとつひとつは詳細な知識を問われるものではないのですが、それをどうつなげてストーリーを描いていくかという点で、かなり高い能力を求められる問題といえます。

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森 英人 先生(中央大学横浜山手中学校高等学校)

現職、中央大学横浜山手中学校高等学校 教頭。 2009年度まで聖光学院中・高等学校で数学教師として教鞭をとる。今までに東大へ送り出した教え子は500人を超える。東大をはじめとした最難関大の数学を知り尽くし、生徒からの信頼も高い。東大特講√T・京大特講√Kの『東大数学』の執筆でもおなじみ。

2010.10.25

東大入試で試される多様な思考整理力、論理的思考力のために 数学的教養を身につけることが必要だ

私の担当は数学だから、東大数学について必要な対策を考えよう。 その前に、まず東大数学の入試問題の特徴を知っておいたほうがいいだろう。

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